二回感動!!
今晩9時から放映されたN響アワーでシャルル・デュトワ
指揮のNHK交響楽団の演奏でチャイコフスキーの交響
曲第5番を聴きました。
とても素晴らしい演奏で感動しましたが、実はその演奏
昨年の12月17日にサントリーホールでの生演奏も聴
いていてその時にも大いに感動しましたので
一演奏で二回感動という幸運に巡り会いました。
デュトワとN響との組み合わせ、
以前ではちょっと考えられない
関係でしたがデュトワがN響の
常任についたころから、それま
でドイツ物が得意だったN響が
少しずつフランス、ロシア音楽
に対しても素晴らしい演奏が聴
かれるようになり、今回の演奏
などは従来からの緻密な演奏
に加えてロシア音楽の持つメロディや透明性が素晴らしい完成度で表現されていると思いました。
デュトワの指揮も堂々とした正統派としての雰囲気がますます磨かれいまや数少ない巨匠の道を
進んでいると感じられました。
ただ残念なことはN響の定期のBプログラムは座席数の少ないけれども音響の良いサントリー
ホールで行われるため、チケットがなかなか取れないことです。
by rachmaninof | 2009-04-05 23:10 | 音楽・音楽史