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ついに四国八十八霊場へ その2

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いよいよ一番寺からスタートと思いましたが、周りを見回すとさすがにこれまでの霊場と
違い、多くの巡礼者が所謂お遍路スタイルであり、ちょっと軽く考えていたラフマニノフは
慌てて、とりあえず白衣に輪袈裟、金剛杖そして頭陀袋を急きょ準備しての巡礼となりま
した。
四国霊場の特徴の一つに本堂以外にそれに匹敵するような大師堂が必ずあるという事
です。そのため本堂と大師堂両方で同様の参拝を行います。
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徳島県にある一番寺から十番寺は比較的距離が短く、また各寺自体も京都や奈良にあ
るような大きな寺は少ないため、さらに天気にも恵まれ順調に巡礼が出来ました。
画像は三番・金泉寺の御大師様像、五番・地蔵寺の五百羅漢そして八番・熊谷寺中門の
多聞天(左),持国天(右)
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昼食は七番・十楽寺の山門傍にある讃岐名物たらいうどんを頂きました。

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初日の宿泊は六番・安楽寺の宿坊にお世話になりました。ここの宿坊にはなんと天然温泉
弘法の湯がありとてもリラックスできました。食事はもちろん精進料理、さらに食後のお勤め
にも参加することが出来て、心安らかに休むことが出来ました。

# by rachmaninof | 2016-10-26 19:27 | 霊場巡り  

ついに四国八十八霊場へ

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7年前の坂東三十三観音霊場から始めた霊場巡りも、秩父、西国の百観音霊場、
さらに武蔵野霊場や関東八十八霊場、関東、北関東不動尊霊場などを巡礼し、
また安房郡札、猿島坂東などの地方色豊かな霊場なども含めて約四百寺を巡礼
してきましたが、いよいよ今年から長年の目標だった四国八十八霊場巡りをス
タートすることにしました。
本来は仕事をリタイヤしてから徒歩でと思っていましたが、自営業のラフマニ
ノフには残念ながらいつになるか見通しが立たないため、元気なうちにとりあ
えず始めてみようという事が今回の動機となりました。
四国となるとまず問題となるのが交通手段です。西国まではなんとか車で頑張
りましたが片道700キロ近くになる今回はさすがに新幹線、飛行機、そして
フェリーと迷いましたが、結局は一番信頼のおける自身の運転(笑)に託すこ
とにしました。
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時期は10月7日、平日ですが午後から暇をもらい午後2時よりスタート。
東北道岩槻I.C→久喜白岡JCTを経て圏央道、八王子I.Cより中央高速、さらに
小牧JCTより名神高速へと進み、滋賀県にある多賀SAにある宿泊所で初日の
宿を取りました。
ここは高速のSA内にあり、浴場も備えているというなかなか便利な施設で
今回もここがあるので自家用車にしたという経緯がありました。
ただ、宿泊施設にもかかわらず高速上にあるためかアルコール販売がまったく無く
ちょっと残念でした(笑)

翌8日、四国霊場は午前7時より巡礼を受け付けているという事で、午前4時半に
宿を出発、明石海峡大橋を渡り淡路島へ、そして大鳴門橋を渡っていよいよ四国に。
橋を渡る時には土砂降りだった天気もいつの間にか晴れ渡り7時過ぎには一番寺
である徳島県鳴門市にある一乗院・霊山寺に到着しました。
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時間が無くなったので、続きは後程(泣)

# by rachmaninof | 2016-10-23 14:46 | 霊場巡り  

40年ぶりの北海道

今回、40年ぶりに北海道を観光することになり、羽田→中標津→知床半島→網走→釧路
→羽田と言うルートで行って来ました。
北海道については約40年前、学生の時に鉄道で一周しましたが、それ以来という事で、大
いに期待したのですが、なんと言っても大の飛行機嫌い、新婚旅行でやむなく(笑)一度乗
りましたが、いまだに鉄の塊が空を飛ぶことが信用できないラフマニノフにとっては悩んだ
末の決断でした!
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中標津空港からバスにのり一路知床へ、最初の観光地は北方領土である国後島を展望台
から見学。本当に知床から目と鼻の先でその近さに驚かされました。

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その後イクラの製造工程を見学して、その美味を頂きました。
さらに知床峠を超えてウトロへ。そのままウトロ温泉に宿を取りましたが、ナイト探検と言う
ことで動物探索へ。ヒグマは遭遇できませんでしたがエゾ鹿、キタキツネ、エゾリス、シマフ
クロウなどに出会う事ができ、とても興奮しました。

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翌日はウトロにある世界遺産センタ-でレクチャ-を受けた後ネイチャ-ガイドに
引率されて知床五湖へ、天気は快晴で気持ち良く散策が出来ました。その後オシ
ンコシンの滝やシャケの遡上などを見学して網走に。
最後はオホーツク流氷館で流氷の見学とマイナス15度の体験を楽しみました。
宿は網走湖畔の温泉宿にお世話になりました。

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最終日は網走から美幌峠を抜けて釧路へ。屈斜路湖、摩周湖、釧路湿原と観光
スポットを天気も良くまた北海道の雄大さを満喫しながら羽田に戻りました。
今回は初めてツァーに参加しましたが、普段自分で計画していく旅とは異なり
色々な新しい体験ができましたが、やはり個人旅の良さも再確認しました。

2016.10.1~3 訪問




# by rachmaninof | 2016-10-16 17:45 | 身の回り  

最近の気になった宇宙

最近になって気になる宇宙関連の記事がいくつか目に付きました。
今回はそれらの中から特に気になったこうもく記事をいくつか掲載してみました。
本文.画像ははいずれも各H.Pからの掲載です。

1. 未知なる「プラネット・ナイン」を探せ! 太陽系に第9惑星は存在する!?.
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今年初め、海王星より遠くの太陽系外縁に未知の惑星が存在する可能性が、アメリカの研究者
らの分析によって浮上しました。
今後の観測で実際に存在が確認されれば、2006年に準惑星に格下げされた冥王星に代わり、
太陽系第9惑星となります。
果たして、太陽系の彼方に第9惑星となる天体は存在するのか?
……いま、世界中から大きな期待が寄せられています。

外縁天体の軌道計算から第9惑星の存在を推測

今年1月20日、第9惑星の可能性を指摘した論文が、米天文学会の専門誌『アストロノミカル・
ジャーナル』に掲載されました。
論文を発表したのは、米カリフォルニア工科大学のマイケル・ブラウン教授とコンスタンチン・バ
トゥイギン助教授。
彼らは、海王星の外側にある「エッジワース・カイパーベルト」という太陽系外縁領域にある6つ
の天体が、他の天体とは異なる同様の軌道を持つことに注目。それが、外縁を公転する惑星の
重力による影響ではないかと仮説を立て、詳しく分析を開始しました。
通常、6つの天体にこの軌道が生じる確率は0.1%以下しかありませんが、そこに未知の惑星
が存在すると仮定した場合、この軌道が生じる理由が計算でうまく説明できるというのです。

太陽からはるか彼方の軌道を1~2万年かけて公転

計算で予測した第9惑星は、海王星よりも小さいガス状の氷の天体で、質量は地球の約10倍。
太陽からの距離は、近日点(太陽から最も近い時)で地球~太陽間の約200倍、最も離れた
遠日点は1000倍前後で、太陽の周りの楕円軌道を1~2万年ほどかけて公転しているとみら
れています。

ただ、今まで太陽からここまで離れた位置に惑星は存在せず、太陽系が生まれる際、太陽のは
るか彼方に惑星を形成するほどの物質があったのかも疑問視されています。
その点について両氏の論文では、太陽系が形作られた「大衝突時代」に、海王星や冥王星、木
星や土星の重力で、天体の物質が跳ね飛ばされたのではないかと推測しています。

あまりにも遠く、発見には数年かかる見込み

太陽や地球からの距離があまりに遠いため、第9惑星を地球から発見・観測するのは容易では
ありません。両氏はハワイ・マウナケア山頂にある国立天文台「すばる望遠鏡で、その姿をとら
えるべく観測を続けていますが、世界最高水準の望遠鏡を駆使しても、発見には数年かかると
みられています。
また、ここまで質量のある惑星であれば、外縁領域の他の天体の動きにも影響を及ぼす可能
性があるため、さらに周囲の天体の分析・計算も進めていくと両氏は表明しています。
計算によって惑星の位置がより正確に推定できれば、発見につながる確率もさらに高まるでし
ょう。
未知なる「プラネット・ナイン」の発見に向けて、人類の夢と期待を担う壮大なミッションは、まだま
だ始まったばかりです。
その姿が明らかになる日は、一体いつになるのでしょうか……。


2. 今度こそ行くぜ火星! 探査機「インサイト」2018年5月打ち上げへ
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NASAが2016年の打ち上げを計画していた、火星探査機「インサイト」。火星の地質学的調査
を行うことが期待されていた同探査機ですが、今回2016年3月だった打ち上げ予定が変更さ
れ2018年の春に打ち上げられることが、NASAによって発表されました。
インサイトは地震計や熱伝導に関する観測機を搭載し、火星の調査を行うことで太陽系の惑星
についてさまざまな理解を得ることが期待されています

現在火星ではNASAの探査車「キュリオシティ」が活動しているだけでなく、ESA(欧州宇宙
機関)とロシアも火星探査ミッション「エクソマーズ」として2016年に探査機の打ち上げに成功、
さらに2018年には探査車の打ち上げを計画しています。さらに、2020年にはNASAの新型
探査車「Mars 2020」も打ち上げられます。
これらの盛んな火星探査により、地球の隣の赤い惑星への理解はさらに深まることでしょう。


3.優勝賞金2000万ドル!!  がんばれ日本、世界月面探査レース!
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現在優勝賞金2000万ドル(約16億円)をかけたレースが開催されている。そのレース、わず
か500m移動すればいいだけ。ただしそれは月の上でのこと。

Google LunarX Prizeと呼ばれるこのレースはNPO法人Xプライズ財団が主催するもの。
X プライズ財団とは様々な競争を通じて技術などの革新を実現しようとする団体で、今回は
Googleをスポンサーにつけて何と月面でのレースを企画したのだ。

無人探査機を月面着陸させ500m移動し、その間のHD静止画・動画を地球に送るというの
が基本ルール。2015年末までのタイムリミットつきのレースで、優勝チームには最大2000
万ドル相当が贈られるという。

参加申し込みはすでに2010年末で締め切られており、全世界から現在25チームが参加し
技術力と誇りを競っている。
その中に日本人のチームが参加しているという。今まで月面着陸に成功したことがあるのは
アメリカとロシア(旧ソ連)だけであり、今回成功すれば日本のロボットが初めて月面を踏む
ことになる。
楽しみです!!

# by rachmaninof | 2016-09-06 19:37 | 宇宙・天文学  

待望の平泉

ここ数年西国霊場を巡礼するために7月の最終週の金曜日を会社を休みにしていましたが
それも昨年で結願したので、いよいよ今年は念願だった岩手県の平泉をメインにした巡礼に
行ってきました。

日程は
     29日  自宅 → 平泉・中尊寺 → 毛越寺 → 黒石寺 → 蔵王・遠刈田温泉

     30日  遠刈田温泉 → エール蔵王・島川記念館 → 福島・勝常寺 → 立木観音

          → 猪苗代温泉

     31日  猪苗代温泉 → グランデコリゾート → 諸橋近代美術館 → 自宅


29日、午前2時半に出発の予定でしたが寝過ごして3時半の出発。早速岩槻から東北自動
車道へ。平日で早朝のせいか道は空いていて気持ちよくドライブ。群馬、栃木、福島、宮城県
と4県を通過し午前8時半には岩手県の平泉へ。
目的地はもちろん中尊寺。
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中尊寺と言えば、奥州藤原氏の初代・藤原清衡が釈迦如来と多宝如来を安置する「多宝寺」
を建立したのが、創建と言われ、国宝の金色堂や多数の重要文化財の仏像などが広い境内
にたたずんでいました。また今回の巡礼ではちょうど「秘沸・一字金輪佛頂尊」などの御開帳も
あり気持ちが大いに和みました。
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     金色堂
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     ご本尊・釈迦如来来坐像

初日はこの後同じ平泉にある毛越寺へ,そして薬師如来で有名な黒石寺と巡礼し、この日
の宿である宮城県の遠刈田温泉に向かいました。

二日目、朝5時に宿を出発し温泉街の郊外にあるハイキングコースへ。約一時間森林浴を
満喫しながら汗をかきました。
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木々に囲まれ歩きやすく素晴らしいコースだったのですが、入口で見つけた「クマ出没注意」
の看板を見て(今回は逆コースで出口から入山しました)夫婦で腰を抜かしたのでした!
思えば途中で鋭く折られた枝やササの葉などを目撃していたのでやはりと言う感じでした。
その後宿に戻り朝風呂、朝食を済ませてから、近所にある「エール蔵王・島川記念館」へ。
ここは蔵王連峰を一望の下に見渡すことの出来る自然豊な環境の中にありますが、特色は
なんと言ってもその収蔵品です。特に充実した日本画は大変見ごたえがありました。横山
大観、平山郁夫、東山魁夷などの作品のほか加山又造、棟方志功、児島善三郎などとて
も素晴らしかったです。また企画展で行われていた「森本草介の世界」では、亡くなる直前
の作品まで数多く展示されていて、その写実性に驚かされました。
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この日はその後福島の会津に移動して、国宝の薬師如来像がある勝常寺、そして会津さん
ころりで有名な千手観音像がある立木観音を巡礼して猪苗代湖北側にある猪苗代温泉で
二泊目としました。
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勝常寺・国宝木造薬師如来三尊像

それにしても、ここの薬師像がある勝常寺は平泉の中尊寺よりも100年近く前に創建され
ていて、その歴史の深さに思いをはせ感傷にふけるラフマニノフでした。
ただ、四天王や十二神将などそれなりに揃っているのですが、今でこそ国宝に指定されて
それなりに巡礼者や観光客も訪れるのでしょうが、伽藍全体の様子とか仏像の保存状態と
か、財政的に厳しいのでしょうがもう少し保存状態を改善する必要性を感じました。

二泊目の宿は猪苗代町にあるリゾートホテル。17階からの眺望はとても素晴らしく、右に
会津磐梯山、左に猪苗代湖とその眺めだけでも大満足でした。ちなみに夕食は今までは
だいたいバイキングでしたが、今回は珍しくコース料理を頼み、ワイン倶楽部で蓄積した
浅知恵でソムリエとのトンチンカンな会話を女房に笑われているラフマニノフでした。
    
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3日目の朝も5時から1時間ホテルの周りをウォーキングしましたが、ここでも関係者が
クマ除けの花火を打ち上げていました。
そして前日と同じように朝風呂、朝食を取った後、来たに車を向け裏磐梯にある東急の
グランデコースノーリゾートに進みました。ここは冬場はスキー、春は花々、夏はハイキ
ング、秋は紅葉と一年中楽しめるところで今回はゴンドラで山の中腹まで登り、そこから
デコ平湿原トいうところまでトレッキングを楽しみました。
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午後からは近くにある諸橋近代美術館によりました。ここはダリの収蔵で有名らしく、特
にその彫刻は質・数ともに世界的との事でした。またこの美術館のもう一つの特徴は、
洋風の建物とその庭園です。小さな渓流も傍を流れまさに都会には無い絵になる美術
館でした
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諸橋近代美術館 外観
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訪問した時は企画展「ハロー、クルック~共感する記憶~」と【同時開催】コレクション
展「ダリの欧米ぶらり旅」の二つの催しが行われていて、特にクルックには独特の雰
囲気がありました。独特の雰囲気と言えばダリの方もまさしく近代美術の象徴的な様
な感じで、難解な面も大いにありいろいろ考えさせられました。

そんなこんなでここで全ての日程を無事に完了して、車のハンドルを自宅に向けるラフ
マニノフでしたが、今回は体調もよく、日程的にも余裕があり、また随所にウォーキング
などを取り入れることが出来て、とても満足のいく霊場巡りでした。



2016年 7月29~31日 巡礼

# by rachmaninof | 2016-08-05 08:53 | 霊場巡り